伝統・文化
「これが日本刀の焼入れだ!」海外の反応
今回は焼入れについてです。
熱した刃を水の中に入れているところが紹介されています。
翻訳元
Japanese swordsmithing
・日本らしい焼入れ方だね。
刃はすでにできているから、これは硬くしているんだよ。
・最初、ライトセイバーを見ているのかと思った。
・昔からある刀の工法が現代技術の影響があったらどうなるのかなと思うんだけど?
これまで使っていたよりも巨大な水槽はマシになるように思うよ。
・あんなふうに曲がるんだ。
ああやって形になるとは知らなかった。
・1000℃に熱した刀と水。
どちらが勝つだろうか?
・刀を水の中に入れているやり方が気に入った。
本来あるべきやり方で武器を扱いなよ。
・あの水槽は油でいっぱいなのだと思う。
水なら刃の周辺からもっと水分が蒸発しているだろうし。
・完璧な焼入れのようだ。
鍛冶については知らないけど、これはいいね!
・間違っていたらごめん。
けど、刃を水で急速に冷やすのって、かなり危険じゃないの?
・刀は何度も折り重ねるから、きちんと訓練を受けた人が刀を振れば西洋剣は簡単に折れるからね。
・朝起き上がるときの自分のようだ。
・刃が右か左に曲がってしまう可能性はないのか?
それをどうやって避けているんだ?
・目を保護するものが必要だぞ!
・あの水は常温なのか?
それとも冷たい水なのか?
・水槽の温度を上げる1つの方法だと思った。
・包丁のように水を切っているね。
焼き入れって世界だと常識じゃ無いのか?
科学的に言えばマルテンサイト組織に変化させる
いわゆる浸炭
鉄鋼の組織中、最も硬くて脆い
硬過ぎれば割れ易い…道理だわ
ここからどうすんの
>>焼き入れって世界だと常識じゃ無いのか?
常識ではありますが、日本ほど職人が行きつくとこまで突き詰めた国って無いんですよ。
平安期の反ってないやつはどう作ってるだろ
焼き入れは鉄を扱う職人たちの間では世界共通で常識だろうけど一般人は日本人も含めて知らんよそんなの
>>平安期の反ってないやつはどう作ってるだろ
反るように作ってるから反るわけで
焼き入れというよりも焼き戻しの動画だな
>>反るように作ってるから反るわけで
さすがに説明不足でしょ。
片刃の場合、ハとミネで厚みが違う。そうすると、冷やした時に薄い方と厚い方で収縮率に違いが出るので反る。ただし、この焼き入れによる組成変化で反る量は僅かなので、実際は大まかに予め反った形に成型してから焼き入れするのが一般的。
いわゆる直刀は、型作りの段階で反りを入れずに焼き入れしたもので、わずかに焼き入れの際の反りが見られるものは多いよ。(反りを入れるようになったのは反っている方が、せん断力を生じやすくわずかな力でも切れるようにするためだよ。植木の剪定鋏の刃が丸いのと同じ理由)